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2005/01/16

電◆電車映画について

「電車男」が、もし映画になるとしたら、デザート版がベースになる可能性が大きいのではないか?という話を前回したが、その根拠について、ちと書いてみよう。


電車男は話題性、ストーリーとも 今のご時世に実にタイムリーな作品であった事は 言うまでもない。前にも記事にしたが、も一度、ポイントをあげてみよう

 ●インターネット発のリアルタイムラブストーリーという話題性
   (しかも一般的には悪名高き2ch発)
 ●純愛ブームに乗った登場人物の誠実性
   (電車、エルメス、顔も名も知らないネットの仲間達すべて)
 ●2ch住人達の2ch的な特異な反応の目新しさ
   (文字とAAを駆使したな絶妙な間と突っ込み。編集が良かったともいえる)

この3点ではないかなと思われる。

ネットをやっている人には(特に2ch住人にとっては)、別に目新しさは無いんだろうが、ネットをやっていても2chに近寄りたくないって人は多々いるし、世の中的には新聞TV等メディアからの受動的な情報取得しかできない人の方が圧倒的に多いわけで、

「インターネットの掲示板で、顔も名前も知らない人々の支援によって、
 一人のヲタク青年が成長し愛を勝ち取ったリアルタイムラブストーリー」

となれば、「話題性」、「目新しさ」、「純愛度」どれをとっても合格点であり、ヒットすべくヒットしたと言って過言ではないと思われる。
読んでみて、カルチャーショックを受けた方もいたのではないだろうか?言葉ではなく、文字をこんな風に使えるんだと。文字だけでここまで感情を表現できるのか?と。


と、「電車男」を賛歌してしまう自分だが、多少食傷気味なのは事実である。

ネットで話題となり、書籍化され、新聞・TVで取り上げられ、コミック化(しかも4誌)となり、どこまで引っ張るんだよ~感 バリ×3である。 このままでは、映画化は多分無理 したとしても 飽きられてヒットしない予感。

とはいえ、自分は、喜んでメディアに踊らされている方ではあるが・・・

電車ファンの中にも、小説・コミック・映画・ドラマ?『全部、「電車」におんぶにだっこかよ!』と、アイディアの無い業界に対し非難の声も大きい。また、根強いアンチ「電車男」も存在している。

そんな中で映画化の可能性はあるのか?
その辺について考察してみたい

問題は、ファンも飽きている中、アンチをどれだけ引き寄せられるか? ではないだろうか?

元々、アンチ「電車男」は、当初から存在していた。 自分の周辺と ネットを見渡して見たところ、大きく分けるとアンチは、次の4つに分類されると思われる。

 1)単純に話として面白くない派
 2)ネタだから派
 3)エルメスに共感できない派
 4)ヲタクはどうあっても嫌い派

1)は感性の問題であり、どうしようもない。ただ読まず嫌いなダケなら傾く可能性はあるが、ここにポイントを絞って開拓するのは不可能に近い。

2)は、ネットで多く議論されているところであるが、ネタだとしてもストーリーの「話題性、目新しさ、純愛度」が損なわれる訳でもなく、映画化の障壁になるものではない。アンチ派の多数を占めるように思われるが、そこに拘るアンチというのは実際は少数派と思われる。多く議論されているのは、日本人の推理好きな面と芸能ニュース好きなゴシップ大好きな特性がでているからであろう。

3)は、エルメスのキャラがウソっぽくて好きになれない派。ヲタクが考える理想像であり『現実にいないよこんな女!』という点で素直に読めないというもの。エルメスキャラがもたらす印象によって、1)や2)になっている。圧倒的に女性が多い。

4)も1)と同じく感性の問題ではあり、生理的にダメといわれればしょうがないのであるが、読まず嫌いも含まれる為、開拓の余地はある。女性に多いと言うか 殆ど女性。


もうネタバレた?

そう、アンチ派を寝返らせるのは女性がキーポイントなのである。

はっきり言おう、「電車男」は、男のお伽噺の要素が強い。「みんなと一緒は嫌だから読まない」とか、ワケ知り顔で「これはネタだから萎える」とか言ってるヤツ以外、読んだ男は大抵面白いと言う。ネタ主張してる香具師もそれなりにコアなファンだと、言えなくも無い。

問題は、女性なのである。むろん女性のファンもいる。しかし「エルメスに共感できない」とか「ヲタは嫌い」・・・この牙城を崩さない限り、「電車男」の映画化の道は無い。
3)を中心に4)と1)にいる女性陣から指示を得なければならないのだ。多くの女性の心を捉えなければ映画化に意味は無い。なんてったって、いつの時代も消費の中心(消費の影)は女性ですから。

その為に「デザート」なのである。

「デザート」は、読み切りを中心とした、恋愛マニュアル的な女性週刊誌の匂いがする。読者層としては、恋愛物に厳しい3)に属する方々が多数いると思われる。ヲタ嫌いな女性も 読まず嫌いな女性も デザート版なら読む可能性が大きい。 ここに「デザート」で読み切り電車をやる意味がある。

つまり、結論
映画化の第一条件 「デザート版 読み切り電車男の成功」
これが無くては始まらない。おそらく、最低条件である。

他の条件として、原さんの電車の支持率アップと
渡辺さんと道家さんの秋田書店勢の連載が 打ち切られないこと
も挙げておこう。

そして、いざ映画化へ

制作会社メインは、大手広告代理店 その次に
新潮社・講談社・小学館・秋田書店 前代未聞の競合会社の連立制作 
ストーリーは講談社版読み切りスタイルをメインとして形作られるだろう


という訳で、
「もし映画になるとしたら、デザート版がベースになる可能性が大きい」
という勝手なお話でした。


では、キャストはというと、
以前TB頂いた、D.D.さんの記事にお任せですね。
裏キャストもあったりして、面白いです↓
D.D.のたわごと:かってに『電車男』キャスト案

今更ですが、TB返しましたm(_)m

ちなみに、自分としては、
◆エルメス: 松嶋菜々子 だな
◆電車男:これがな・・・浮かばない。。。
      強いて挙げれば 真剣にヲタクを演じる 藤原竜也 かな

ヽ(´ー`)/ふぅ..♪

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