« 芸◆Qさま | トップページ | 映◆ゼブラーマン »

2005/05/20

電◆電車男について

電車男について 一考察

なんとなく考察してみました。

巷では、小説にはじまり、漫画5誌掲載
朗読劇SOLD OUTで、映画化、舞台化、ドラマ化と、

あますところなく商業展開する電車男ですが、何故にここまで発展したのか(多くの人を巻き込んだのか)と言えば、とにもかくにも、あの「まとめサイトの電車男」の完成度が高かったコトに尽きると思うのです。
なにしろ、「まとめサイトの電車男」まんま小説化ですからね。

何の完成度かと言うのは後にして、
まず、その要素的に魅力あるポイントを挙げれば、こんなとこ。

・笑い:
電車男の誠実な人柄的天然ボケ、何よりも住人達のAAによるタイミングいい突込みは、新鮮な笑いをもたらした。おそらく、ネットの外で、ここまでAAを認識させた書籍は、これが初めてだと思われます。

・感動:
電車男が成長していく様が、手にとるように判り、また、それを支える住人達の叱咤激励も、飾ることなくストレートで、純に熱い。顔も名前も知らない人々が協調していく様は、読む人の心をストレートに酔わす。ま、簡単に言えば、深読みする必要もなく、そのまま世界に入り込み易いって事。

・涙:
多くの名も無き人々の支援により、エルメスとのハッピーエンドを迎える電車男。読む者もいつしか、その住人の一人に自分を投影させている。ある者は、住人の発言に、ある者は電車の行動に、そしてある者は、そのハッピーエンドに涙を流したことでしょう。ある人が言ってました「誰も死ぬ事もなく、悲劇的な結末を迎える訳でもなく、ハッピーエンドで涙を流す事ができる作品というのは、そうそうあるものではない。」と、正にその通りだと思います。
私が感動した作品で、劇中、人が死ななかった作品を考えると・・・確かに思い当たらない。感動作品における涙的意味合いでは、おそらく、この「電車男」かなりの高水準である。たぶんこのテーマだけで論文1個ぐらいかけるんじゃないですか?文学部の方?>って誰に問い掛けてんじゃ?まいっか。

・+α:
めんどくさくなってきたんで、後は+αって事で。。。
ってまぁ、何が+αかって言うと、やっぱ話題性ですかね。
「あの2ch発のリアルラブストーリー」ってキャッチですからね~。あれ?「あの」って入ってなかったっけ?まぁ、いいや。よくも悪くも2chと言えば悪の巣窟!一般人は近づいちゃいけない。特に子供に触れさせてはいけない世界。なんて事を言われてるところから生まれた作品ですからね~・・・って、そこまで悪くないか?たぶん2chって何?っていう人の方が実際は多い。2chって言葉は知っていても、その実態がどんなものか知らない人の方が、圧倒的に多いだろうね。つまり、2ch云々っていうより、出会い系サイトや、集団自殺や、子供の殺人などにより、「ネット=悪」の図式が、成立しつつある昨今(インターネットを常時やっている健全な人の予想をはるかに上回る勢いで、「インターネット=悪」の図式は定着しつつある。内輪の話でアレですが、某氏の妹が、普段訪れているサイトのオフ会に参加するって話が伝わった途端、親類縁者を巻き込む大騒動になったって事がありました×。×)そんな情勢の中で、数少ないネットに対して、プラスなイメージを持つネタな訳ですからね。話題として飛びつきたくなるのは必然ですね。国家政策にも沿う形となる訳だしな。

注)2chとは:匿名で投稿できる掲示板サイト。およそ考えられる全ての話題について、論じられている。投稿者の秘匿性が守られている為、発言内容の殆どは無責任なものが多く。非難中傷は日常茶飯事行われている。人の本音を垣間見たい!とか、なんか面白そうなネタは無いか?とか。あまり深い入りせず、真剣に受けとめない度量を持った使い方がお勧め。空気読めないで、不用意な発言すると、叩かれる(w 

あ、やべ、めんどくさいっていいつつ、また書いちゃった。
先すすまねぇな。

つまり、これら要素的高さがあり、時代のニーズ(純愛ブーム)にも合うという事で、完成度!もう判りますよね。そう!売れる要素としての完成度が、非常に高かった訳です。
ベースとして、ネットで、まとめサイトを普通に読んで、既存の流通ベースに乗せられないか?(書籍化されないかなぁ)と思った人は、私をはじめ、多くいるだろう(純粋に感動を分かち合いたいという意味で)というのは、想像に難くありません(なんせ、「まとめサイト」は、流行りだしたブログの力もあり、口コミでどんどん広がってました)から、この「まとめサイトの電車男」に、商業的価値を見出した人は、かなりいたと考えられます。

作品としての価値が高く、
消費ニーズも、供給ニーズも高かったという事です
そして、版権の窓口が実態のはっきりしない2chだった訳で、前人未踏の商業展開を許してしまっている訳ですね。後は、2匹目、3匹目、4匹目、5匹目・・・いつまで続くのかという事です。

いつまで、続くのかといえば、超過需要が負に転じるまででしょう。
えっ?とっくに負になってるって?
いやいや、需要として、まだまだ未開拓層はいるんです。

確かに2ch発と謳われた、その2chでは、もうボロクソに呆れられてますし、「まとめサイト」で知った私などのネット経由派も、もういい加減いいだろって感じなんですが、需要シーズとしてみたらまだまだそんなもんじゃないでしょう。なんせ、インターネットのプラスイメージを伝えたい層には、まだ直接、届いてませんからね(代表格:ネットやらないお父さんお母さん世代)

超過需要が負に転じるかどうかを判断するには、その媒質にあった媒体があるんです。
例えば、グラビアアイドルだったら、少年誌や青年誌の表紙を飾った時の販売部数とかね。

じゃ、電車の場合は、といえば、この手の作品のメジャー媒体と言ったら、もうTVしかないでしょう。

だったら、小説化のあとTV化で良かったわけなんですが、TVで消費されちゃうと、終わりなんですよ。
そこにあざとさがある訳で、小説→まんが→朗読劇→映画→舞台劇→ドラマと徐々にメジャー化するよう消費ステージを上げていっているんです。そう仕組んでる香具師がいるのは多分間違いない。

とは言え、それぞれのステージで、かなりの層が消費し、ネットをチェックしていると思うので、TVの視聴率として納得いく数字を取るのは、かなり苦戦するのではないでしょうか?(特に2chなんか見ちゃったらネ)。
集大成とまで言い切る、フジは、たぶん物凄くプッシュしてきますよ。

どんな戦略かは知らんが、これもまた、楽しみではある。


でも、電車男の真の集大成とは、
映画、ドラマと一段落したところで、権利訴訟問題がクローズアップされ、
「電車男がもたらした夢と利権」(2ch訴訟問題)なんてタイトルで
NHKスペシャルあたりで、特集組んで初めて集大成になるのではと....w

あ~疲れた・。・


この記事、5・20にうPしたはずなのに、あれ?カレンダーリンク消えてる~?って、なんか今日(5・29)気付いた。何故か下書きのままでした~!あれぇ?何で今まで気付かなかったんだろ?謎<うましか?

|

« 芸◆Qさま | トップページ | 映◆ゼブラーマン »

41 電車男」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/29647/4201993

この記事へのトラックバック一覧です: 電◆電車男について:

« 芸◆Qさま | トップページ | 映◆ゼブラーマン »