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2006/02/06

旅◆オールズバーグ


急行「北極号」』といえば、
映画『ポーラー・エクスプレス』の
原作絵本であり、
 
クリス・ヴァン・オールズバーグ
代表作である。
 
原作が絵本であるから、
それを映画の尺にするとなると
メインストーリーを肉付ける挿話が
必要となるのは必然。
 
映画『ポーラー・エクスプレス』は、
ものの見事にそれをやってのけている。
 
否、映画が凄いのではない。
オールズバーグが凄いのだ。
 
読んだ方ならお分かりだろうが、
彼の絵本は、想像、空想する余地がふんだんにあるのだ。
手を抜いているのではない。
空想を誘うとでも言えば良いのだろうか?
 
その柔らかい色彩の絵は、
ある瞬間を切り取った一部にしか過ぎず
その空間に取り込まれた僕らは
その絵と絵の狭間に 自身の旅をするのである。

それを映像化したのが、
ポーラー・エクスプレス』なのだ。
 
誉めすぎか?
正直、CGアニメとなった『北極号』を
積極的に見ようとは思っていなかった。
 
ただ偶然、WOWOWでやっていたのを
目にして、
すっかりはまってしまったのである。
 
ここまで話を膨らませてくれるのか!
感嘆の声が脳内に響いた。
ストーリーは間違いなく『北極号』
それでいて、登場人物達が
とてもよく動く一大アドベンチャー作品となっている。
(アニメーションらしくデフォルメされたミュージカル調のシーンも面白い)

これは、アニメ?CGアニメ?と毛嫌いしている
向きにもお勧めである。
甥っこや姪っこや家族宛にも
もちろん一人身の人へも 
クリスマスプレゼントとして最適だ。
きっと、幸せな気分に包まれる事でしょう。



さて、
そんなオールズバーグの描く絵本は、
大人が楽しめる絵本。
プレゼント本に最適として
15年ほど前の1990年代に
一度ブレイクしている。

その頃の作品としては
急行「北極号」
西風号の遭難
そして、
ハリス・バーディックの謎
である。

ワタシがオールズバーグにはまったのは、
何を隠そう(隠しても仕方ないが^^;)
この
ハリス・バーディックの謎』なのである。

『ハリス・バーディックの謎』

前書きによれば、
 ハリス・バーディックという謎の人物が残した
 14枚の絵とその短い説明文。
 それをオールズバーグが複製した。
という事になっている。

この前書きが、真実か否かはさておき、
面白いのは、
これら14枚の絵は、一つのお話という訳ではなく、
それぞれが一つのお話の中のワンシーンを切り取った
1枚の絵だという事である。
どんなお話なのかは、
それに添えられる タイトルと 短い説明文から
読者自身が空想の翼を広げていくしかない。

ハッピーエンドか?カタストロフか?
読者自身の想像力に委ねられるのだ。

なんて企画だ。
オールズバーグの幻想的なタッチとあいまって
この14のお話は、
もの凄く神秘的な作品(群)となっている。

プレゼント本として、当時ワタシは、この
ハリス・バーディックの謎』を
幾人もの人に贈ったものである。
(っても3人ぐらいかな?)



このように、オールズバーグの絵本は、
読む側に刺激を与えてくれる秀作絵本が
目白押しなのである。

だから、
絵本という単純明快なストーリーコンセプトに
ある作品であるにも関わらず映画化の話が
絶えないのであろう。

急行「北極号」』以外にも

ジュマンジ』や 『ザスーラ』は
オールズバーグの絵本が原作なのである。

 



さて、本題であるが、・・・って、今まで前置きかよ( ̄□ ̄;

オールズバーグの絵本や、映画を中心に話をしておきながら
今回、メインカテゴリをと宣言しているのは、
オールズバーグの絵本が空想の旅へ誘うって事ではなくて、

実はですね。

『北極号』の映画
ポーラー・エクスプレス』のワンシーンに
脱線した北極号が湖面の氷上を
コントロールを失った車のように滑っていく、
一大スペクタクルシーンがあるのですが、

その湖面を見つけたんですよ。

それは、岩手県和賀郡東和町にある田瀬湖

田瀬(ダム)湖

もちろん、ここが、そのシーンの場所って訳ではなくて、
なんかイメージぴったりだなぁ~と

ちなみに、上の写真は、リンク先の地図でいうと
国道107号線の田瀬湖を渡る橋(田瀬大橋)の
ところから北上方面を向いて撮ったものです。

地図で見れば判りますが、これで、一部なんですよね。
田瀬湖サテライトマップ参照)
まだまだ写真の奥に続いているし、写真の手前も
氷の上に雪が積もって一面真っ白でした。

この風景に出くわした途端、
北極号が滑っていくシーンが、頭をよぎった。

すげー綺麗。すげー広い。

オールズバーグの世界をも体感できる岩手県
素敵なところです。言い過ぎか^^;?

でも、岩手は、風光明媚なところがいっぱいあるよ
以前紹介した龍泉洞も最高です♪

というわけで、岩手路の旅でした。




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