M◆モデナ無限耐久レース
天高く馬肥ゆる・・・
すみません、まだ早いな・・・
どもGOKですw。
日曜日、先にお知らせしておりました
モデナグランプリサーキットの
モデナ無限耐久レース 2006 第2戦
90分耐久レースに参戦してきました。
FIAT500.net-Team.Yujiから2チーム出場という事で、
チームユージ「SIDE A」
Alain氏、カルソニックシルビア君、ワタクシGOK
チームユージ「SIDE B」
つねさん、791氏、AZ-1(ROMEO51)氏
という、ともに3名体制の布陣で挑みました。
エントリー数は、なんと9チーム!
耐久ですから、それぞれ何名かいるし、その応援団も・・・
いつになくモデナ大盛況♪
駐車場いっぱいいっぱいの状態で、人がたっくさんいました。
こんなに人がいるモデナっていつ以来だろ・・・
24人のエントリーを集めた
98年の無限カップ第二戦以来じゃないでしょうか?
あんときは、私もつねさんも予選落ち。
なんてったって決勝6台しか出れないんですから、
18人が予選落ちしたんですよね。
で、その時、優勝したのが、
我が1GO1Aのエースドライバーみなひろ氏でした。
当時最速だった、
小学生の翔平君(この年シリーズチャンプになる)を
抑えての堂々の初優勝だったんだよなぁ~。
そうチームとしても初優勝でした。
思えば、この年、全6戦中、4勝が翔平君、
1勝がみなひろ氏、そして迎えた最終戦、
私自身のスプリント初優勝を記録した年でもありました。
懐かしいなぁ・・・
と、遠くを見ながら、感慨に浸る今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか
さて、本題です。
前置き なげっ!
相変わらずです。w
◆レースデータ
・開催日:平成18年8月27日(日)
・天候:くもり
・路面:ドライ
・参加数:9チーム
チームユージ「SIDE B」は、
つねさんが、記事うPするかな?って事で、
ここからは、「SIDE A」を中心にレポさせて頂きます。
「SIDE A」は、つねさんブログで、
優勝候補と紹介されてますが、
ワタクシ、モデナ無限カップに、
過去相当数出場しているにも関わらず、
ぢつは、モデナの耐久レースは初体験^^;
モデナ走るのもチョー久々…って状況。
Alain氏にしても、モデナ初体験。
カルソニックシルビア君とは、過去、ここのスプリントで、
数々の名勝負を繰り広げた仲間ではありますが、
カルシル君も、久々のカートレースとの事。
っつーわけで、殆どモデナ耐久初心者ぢゃん。
みたいな、感じになっちゃってました。
でも、持てるポテンシャルの高さは、折り紙付きなはず。
なんたって、つねさんが選んだ選抜メンバーすからね。
というわけで、まずは、レギュの確認。
まずは、レギュしっかり確認しないとネ。基本基本♪
特に耐久は、ドラチェンとか給油とかありますから、
レギュレーション守らないと勝てるもんも勝てません。
ドラミでの確認事項を踏まえ、
走行前に、「SIDE A」メンバにて、
レギュの確認とミーティング。
・練習走行は10分。
・決勝90分で、ドライバーの走行時間は無制限。
・ドラチェンの回数も規定なし。
・ただしドライバー全員1回は走行する事。
・そして1回の給油は、絶対必要。
・給油場所とその方法。ナドナド
ちなみに参加規定として、チーム員の合計体重が、
200Kg以上もしくは、99歳以上というのがありますが、
どちらも余裕でクリアできていますね・・・
どちらにも凄く貢献している予感σ( ̄□ ̄;アチャ-
まぁ、それはさておき、練習走行。
コース初体験のAlainさんに多く走ってもらう事とする。
マシンは、抽選でひいた、57号車です。
まずは、カルシル君2分ちょっと
Alainさん5分強ぐらいで、
ワタシが残りみたいな感じで、走りましたが、
ワタシ、交代してピットから出たアウトラップで、
チェッカー降られて、インラップで戻ってきちゃいましたw。
アタックラップできなかったのが残念ですが、
まぁ、全開で、ちっと走って感触つかめたので、
いいかって感じ。
この練習走行が予選を兼ねていて、
TIMEとしては、4番手の位置でした。
TIMEとして、そこそこの位置に収まりましたが、
一番長く乗ったAlainさんによると、
なんだか、そんなに良くない感じ。
ストレートがね。。。そんなに速くない。
ハンドリングには、クセは無いのは確認したけど、
他車と比べてどうもストレートの伸びに欠けるようです。
まぁ、しゃーない。
戦略的にどうするか?
ピット回数は減らさなければならない。
単純計算で一人30分スティントで2回のピットイン。
給油をどこでするかが問題だ。
それとスタート。
スタートはル・マン式。
ドライバーは、シグナルグリーンとともにマシンに駆けより、
乗り込んで、エンジン始動して走り出すという方式だ。
昔ル・マン24時間耐久のスタートで、この方式が、
とられていた為、ル・マン式と言うが、現在はやっていません。
ちなみに、「SIDE A」メンバは、ル・マン式なんて
誰もやった事ない。
つまり、ル・マン式に関しては誰がやっても一緒って事だ。
となると、スタート後の混戦クリアするのには、やっぱ
このコースでのレース経験のあるカルシル君か、ワタシか?
という事になる。
どうするか?
GAS給油とのタイミングを考える。
つまり、GAS量と体重のバランスである。
レギュ上、
スタート時2リッター搭載で、GAS給油で3リッター追加する事
になってる感じだ。
ただし追加する3リッターは別に1回で給油する必要はない。
1回で給油する必要はないが、2回に分ける必要もない。
GAS給油を2回に分けて、GAS量のバランスを図る
なんて作戦もある事はあるが、そんな手間かけて、
PIT停止時間を増やす事は、本大会においては、
逆に致命的である。
PIT停止は、ドラチェンの2回、内1回で3リッターの給油。
これは、ゆるぎない。
ちなみに、GAS量は、重量であるから、
体重と同じく、重いほうが、TIMEに響いてくる事になる。
ぶっちぎりで重いのがワタクシで・・・orz
一番軽いのがカルシル君だ。
GAS量で言えば、
スタート時の2リッター状態からのスティントか、
ゴール間際の最終スティントが、一番軽い状態となる。
そこに一番軽いカルシル君を当てれば、最速の状態になる。
しかし、現状において、最速の状況を作るという事は、
最遅の状況も作る事にもなる。
耐久で、重要なのは、コンスタントさである。
という事で、
スタートはGOKとし、GAS IN 3リッター給油
最重の状態で、カルシル君、そして最後、
安定度抜群のAlain氏という構成で行く事にする。
で、時間は、均等割りではない。
それも理由はあるが、まぁ、そこまで細かくはいいか。
ちなみに、耐久で重要なのはコンスタントさと言ったが、
上に書いたのは、マシンの重量面での安定性をメインに
今回のレギュとドライバーの状態から導き出したものである。
で、本当に響いて来るのはドライバーの技量としての
安定性である。それは、ミスをしない事。
ミスしないと言うのは、スピンしない、事故らない、
ペナルティ食らわない、って事である。
で、そこそこ速い。
ちなみに事故らないってのは、
もらい事故も含めてである。
100%なくす事は出来ないが、ミスしないドライバーは、
危険察知能力、危機回避能力も持っている。
そういうドライバー揃えられてこその戦略である。
技量としての安定性が無ければ、上に書いたような事を
いくら考えたって、戦略としては成り立たないのだ。
で、そう考えると、
レギュにあるチーム員の合計体重が200Kg以上
もしくは、99歳以上という規定が、凄く響いてくるのだ。
学校や職場の仲間内で、この規定を満たし、
ミスの無いそこそこに速いドライバーを揃えるなんてのは、
なかなかできる事ではないのである。
つねさん選抜のドリームチームだからこそなのである。
もっと細かくドラチェン回数や
一人当たりの連続走行時間規定を設けているレースもある
(それはそれで戦略を考える楽しさもある)が、
規定増やすと管理するスタッフも必要となる。
実は、モデナのこの規定、リーズナブルさを出す為に
実にツボを抑えてる規定なのである。
(なんせ走行前にチェックすればいいだけですからね)
カート入門コース、入門レースとして、
モデナグランプリサーキットは、結構いいですよ~
と宣伝させて頂こう♪
で、結果は、というと・・・
すいません、レース詳細まで書いてると、
また長編なっちまうので・・・w。
レース内容については、
Alainさん や つねさん の記事を参照いただくとして^^;
とにかく、安定度を武器に、
ベストラップで5番手、セカンドベストで6番手の
TIMEでありながら、チームユージ「SIDE A」は、
優勝こそ、逃がしましたが、
唯一31秒台をたたき出している5号車(3位)を抑えて
堂々の2位表彰台
を獲得したのでした♪♪
ちなみに、ベストTIME セカンドTIMEとも5号車と比較すると
われわれは1秒以上落ちでした。1周で1秒遅いんです。
でも、それをレースにする。結果に残す。
耐久での安定性がいかに重要か・・・
そして、つねさんのドライバー選眼のグレイトさ!
しみじみ判るレースでしたねぇ。
「SIDE B」は、残念ながらマシントラブル(エンジン)により、
思うような結果は出せませんでしたが、
チームユージの片割れとして、表彰台の結果残せて
良かった良かったと「ほっ」としております。
つねさん、Alainさん、カルソニックシルビアさん
791さん、AZ-1(ROMEO51)さん
お疲れ様でした~。
そして、共に闘い ありがとうございましたぁ~
またヨロです~(^^)/ ...... スプリントレース編に続く?タブンw。
◆Alainさんとつねさんの関連記事
●開戦前夜編
FIAT500.net-Team.Yuji:
体制発表
●レース内容編
FIAT500.net-Team.Yuji:
モデナ無限耐久レース(その1)
my BEAT:2006・08・27:
モデナGP 90分耐久結果
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この記事へのコメントは終了しました。
コメント
あのぉ・・・とうとうブログ開設しましたので、宣伝に来ました。すみません・・・
http://kieth.cocolog-nifty.com/
投稿: PARADiSO マスター | 2006/08/29 05:10
毎度♪
また危険なブロガーが一人増えた(藁)
リンクしたよん( ̄ー ̄)
投稿: GOK | 2006/08/29 09:41
すごい内容ですね。
目の前で話しているような感じです。しかも 面白い。
最高です♪
レンタルカートの楽しさが伝わってきますね。
また 戦略もここまで考えていたんですね。思慮深い方です。
しかしながら 名勝負の連続でしたね。GOKさんは(^^) さすが!!!
投稿: Alain | 2006/08/29 12:37
リンクどもです!例の動画うpしましたw
投稿: PARADiSO マスター | 2006/08/29 14:15
あ、凄い真面目に書いてる(苦笑)
この話題に入れなかった自分が切ないのぅ
投稿: なまなま | 2006/08/29 20:55
>Alainさん&なまなまさん
多分にもれずフィクションが含まれます。
でもまぁ、考えれば尽きることはない。
( ̄ー ̄;
投稿: GOK | 2006/08/30 02:13