新◆コスモナウト
どもGOKです。
「秒速5センチメートル」
第二話 『コスモナウト』
主人公 貴樹が、中学時代に転校した場所
鹿児島県 種子島
JAXAの種子島宇宙センターがある場所だ。
この島で、高校生活を送る貴樹。
その貴樹を
貴樹に憧れる同級生の女の子
花苗(かなえ)の視点で綴ったのが、
「コスモナウト」である。
以下、ネタバレあり^^;
これまた、極上のせつなさです。
花苗の淡い恋心の描写が秀逸です。
最後に言った花苗のあの台詞
(いきなり核心書いちゃいますがw。)
「遠野くんは優しいけれど。
とても優しくていつも隣を歩いてくれているいけれど、
遠野くんはいつも私のずっと向こう、
もっとずっと遠くの何かを見ている。
私が遠野くんに望むことはきっと叶わない。
そして、それでも私はそういう遠野くんのことを、
やっぱりどうしようもなく好きなんだ。
遠野くん好き、と思いながら、泣きながら私は眠った。」
人生のある瞬間に近づいた2本のラインは、
結局、交錯することなく、離れ離れになっていきます。
この先、また、この2本のラインが近づく瞬間が
あるのかないのか・・・
…偶然がもたらす幸せ…
セレンディップの奇跡を花苗の為に、
ちょっと願ってあげたい気分です。
さて、この『コスモナウト』のキモは、
なんと言っても種子島宇宙センターでしょう^^;
あの打ち上げシーンは、
食い入るように見入ってしまいました。
日常に組み込まれる非日常。
圧倒的に突きつけられる現実。
「闇雲に手を伸ばして、
あんなに大きなカタマリを持ち上げて、
気が遠くなるくらいにむこうにある何かを見つめて。」
花苗が、
貴樹に憧れる理由。
貴樹と望むような関係にはなれない現実。
それらを花苗が、
感覚的に悟るシーンの演出として使われます。
ロケット打ち上げシーンの畏敬の美しさ。
その前後の花苗の表情の描き方。
脱帽です。
種子島 無性に行ってみたくなってますw。

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