社◆地球の危機を救う
どもGOKです。
昨日の続きを・・・
TBS「MUFGスペシャル
未来の子どもたちへ 地球の危機を救うお金の使い方」
内容についてですが、・・・
緒形直人のアマゾンリポート
宮崎あおい&将 兄弟のバングラディッシュリポートは、
なかなか良かったと思います。
アマゾンリポートでの
先住民族のアチュアル族とワオラニ族との対比
アチュアル族は、今までの暮らしを守ろうとする。
そして、村長は言う
「石油だろうが金だろうが関係ない
われわれは、森を守りたい!」と・・・
かたや、ワオラニ族は、石油とともに暮らす生活を選択し、
お金を使う、現代的な生活を選択する。
そして、ワオラニ族の男は言う。
「次は車が欲しい。」と、そして、
「我々の今までの文化が失われるのは悲しいが、
昔の生活には戻れない。」と・・・
今までの暮らしを守ろうとするアチュアル族も
お金の必要性は認識している。
その為に、特産工芸品を作り観光客に売る
その得たお金で、彼らは、
「この暮らしを守る為に、国と対等に話し合う為に、
子供達の教育に使うのだ」と・・・
バングラディッシュリポートでは、
バングラデッシュの貧困層の少女アメナとの出会い。
彼女の母親は、
「夢なんか見ないほうがいいと思っています…」と・・・
彼女は、「学校に行きたい、勉強をしたい」と願う。
そんな彼女に宮崎は、お金ではなく本を手渡す…
そして、また、バングラデッシュのグラミン銀行総裁
ムハマド・ユヌス氏(*)が始めた
女性を対象にした「低額融資制度=マイクロクレジット」の紹介。
貧しい女性に、担保無しで、少額の融資をし、
そのお金を元に小さな事業(アヒルを飼って卵を産ませて
その卵を売るなど)を始め、自立させ、貧困からの脱却を実現。
生活の安定は、子供達に教育を受けさせる事につながっていく。
(*)ムハマド・ユヌス氏は、この功績によりノーベル平和賞受賞。
小さいながらも、その経済活動による、劇的な生活の変貌は、
感嘆に値した。びっくりだよもう( ̄□ ̄;
「借金は、負担ではなく、責任。」
凄いな・・・。
今の日本人の借金(特にサラ金から気軽に借りてる借金)って、
ほとんどが贅沢費ぢゃないか?
正に、お金の持つ力 と お金の使い方というものを
考えるきっかけになる番組でした。
さすが、三菱UFJフィナンシャル・グループ提供だw。
環境問題を温暖化防止→生産性の抑止。とか
貧困問題をお金の援助、提供。とか
それだけじゃない観点で捉えた番組であったと思う。
それと、共通テーマとして、底辺にあったと私が思ったのは、
子供達の教育。
それが、実は、一番大事な事として、あると私は感じます。
実は、環境問題にしても、貧困問題にしても
今の地球を救えるのは、
これから育つ、子供達…彼らに託すしかないのではないか?
と思ったりしてます。
そのぐらい、
地球は死に体であり、大人社会は、麻痺しているように思います。
実を言うと、お金の使い方で、地球環境を守れるのも
それは、延命策でしかないと思ったりしてます・・・
(いい考え方だとは思いますが、それで地球を救えるのかは?って事)
少し、話脱線するかもしれませんが、
以前、別ブログで書いた記事を・・・。
地球上の人口推移を検索すると、こんな感じです。
1804年 10億人
1960年 30億人
1987年 50億人
1999年 60億人
2025年 80億人 予想
2050年 90~93億人 予想
日本は少子高齢化で減少の傾向が見られますが、
世界的に見ると、確実に増えていってます。
この状況を見ただけで、疑問に思いませんか?
それは、食うものがあるのか?ってことです。
地球資源には限界があるという事は、
誰もが知っていることだと思います。
あるデータによると、
地球環境上の食物連鎖ヒエラルキーに、
種としての人間をおいた場合、
地球上に存在できる人間の数は
1千万人に満たないと言われています。
1千万ですよ。1千万人。
今いるのは、60億人強。
なぜ、成り立っているかわかりますか?
それは、人が食物連鎖の枠から外れたから
できることなんですね。
もっと分かりやすく言うと、
狩猟民族から農耕民族になったからです。
そこにあるもので賄うのではなく、
自ら食べるモノを作り出すシステムを作り上げたから
成り立っているんです。
さて、その状況下において、貧困や地球温暖化問題を
取り上げて、貧困を無くそう!地球の環境を守ろう!
とした場合、どこまで本気なのか?
って疑問に思うわけです。
どこまで、できるのでしょうか?
現代的な生活を始めてしまった
先のワオラニ族の男は言いました。
「もう、昔の生活には戻れない。」と・・・
エネルギー消費量を考えて見てくさい。
先進国と言われてる国のエネルギー消費量は、
地球全体のエネルギー消費量の
3/4を占めると言われています。
そして、
世界的に先進国の人口と後進国の人口を比較した場合、
圧倒的に先進国の人口の方が少ないんです。
例えば、先進主要7か国といわれる
アメリカ,イタリア,フランス,カナダ,ドイツ,日本,イギリス
の人口合計って知ってます?
2003年時点で、7億人強!
今でも8億はいってないと思います。
そこに10億以上の中国やインドを入れても30億!
やっと半分いきます。
ちなみに、エネルギー消費3/4の中に
中国入ってません・・・
中国全土が先進国並の生活を謳歌するようになったとしたら、
食べ物の問題、エネルギーの問題。
今の現代的な生活というものは、
あっというまに、破綻するってことです。
今の先進国の人間社会は、維持できません。
貧困を無くそう!地球の環境を守ろう!
それは、
プロパガンダやメッセージとしては、もちろん成り立つし、
賛同もしますが、
現実的にそれを行おうとした場合、
全人類が先進国並に豊かになるという事は、ありえないんです。
地球のキャパシティとして無理だと言うことです。
貧困を無くしたら、食べるものが無くなり、
エネルギーが枯渇します。
地球の環境を、地球に優しくしたら、今の人口は維持できません。
どうすればいいのか?
このまま人口増え続けたら、減らすしかありません。
どうすればいいのか?
いま、考えられるのは2つのシナリオ。
つまり、
宇宙へ移民する
か
第三次世界大戦を勃発させるか
どちらが選択されるのか?
あるいは、第三の選択肢が出てくるのか?
これからの人類が取り組まなければならないコトは、
そういう事です。
心ある大人は、これからの子供達が起こす奇跡に、
第三の選択肢に、期待しているのかもしれません。
実を言うと、お金の使い方で、地球環境を守れるというのも
その為の時間稼ぎの延命策かと・・・
そのぐらい、今の大人社会は、お金絡みのしがらみに
がんじがらめにされている。
だからこそ、今の子供達に後進国も含め
主義やお金や権力に縛られない、まっとうな教育を
受けさせる事が、今の大人たちに課せられた
重要な使命ではないかと考える次第。
さて、現状、地球上のエネルギーは、
枯渇の危機に瀕してますが、
将来のエネルギー資源として期待される「ヘリウム3」は、
月に眠っている言われています。
実際の話、中国が月へのヘリウム3探査を表明しており、
米国がそれに追随する動きを見せているようです。
そのヘリウム3を巡っての近未来シミュレーションアニメ
『MOONLIGHT MILE』の2ndシーズンが
9/13から、wowowで始まります。
それに先立ち、9/8,9の深夜に、
1stシーズン全12話の一挙放送が行われます。
また、1stシーズンの総集編になりますが、
ノンスクランブルで、9/13に放送されます。
未見の方は是非( ̄∀ ̄;
↓クリックρ(^^)bあれ?結局アニメの宣伝か?とか言わないw。
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この記事へのコメントは終了しました。
コメント
kaoriも見ましたよー
途中で落ちましたが(笑)
アマゾンのアチュアルの先住民族のほうは見ました。
なんだか考えさせられる番組でしたね。
本屋さんで本買ってみようかと思ったりしました。
ここ数年の気候の変化、異常気象も地球が出しているアラームなんでしょうね。
自分も何かしたいとは思うものの、何をしていいか分からないのが現状だったので、いい勉強になりました。
こういう番組がもっとあったらいいのに、とつくづく思いました...
投稿: kaori | 2007/09/05 23:34
企業の利益、国の国益…
必ず付き纏う問題。
そのしがらみから抜け出せる策はあるのか?
もしくは、それをも包括した策が、考え出せるのか?難しいですよね。
しかし今回の番組レポートは深刻だったけど、
スダジオ側の軽さがTBSクオリティでしたねぇw。
あの元ネタの本は、ホント面白い切り口だと思います。
投稿: GOK | 2007/09/06 21:59
子供たちの教育
それが、実は、一番大事な事として、あると私は感じます。
・・・全く同感です。
安倍内閣の「美しい国づくり」を前提にした教育改革にはどうも賛同できませんが・・・。しかし、思い切った改革は早急に必要だと思います。教育ほど改革の結果が出るのが遅い分野は無いのですから。
投稿: t-nanase | 2007/09/06 23:24
費用対効果を考えても、教育は、エコ化コストや新エネルギー源の探索費/開発費に比べたら、少ない費用で大きな成果を得られるものだと思うんだよなぁ~。
そして、t-nanaseさんの娘さんのような
自由な発想の子が世界を救うのだw。
(^。’)/
投稿: GOK | 2007/09/07 01:58