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2008/06/16

社◆10.5 Apocalypse

どもGOKです。

我々は自然の支配者ではない。 この母なる地球に-- 他の生物と共存する 小さな存在なのです。 街や建物は崩れましたが、 お互いを敬う美しい心を 決して失わず、 負けまいとする 強い意志があれば-- 生き抜けるのです。

さて、この台詞を聞いたドラマですが、これです。

合衆国壊滅 M10.5(2004年アメリカ作品)
:WOWOW ONLINE

全4話 約6時間のノンストップ災害スペクタクル作品です。

-次々と起こる大地震、津波、火山の噴火、そして
 アメリカ最大級の原子力発電所に迫る危機。-

正直、ちょっと演出・演技が、米的で過剰な感じがしますが、
大地震、連鎖地震の脅威に怯える我々日本人にとって
実に興味深いお話ですよね。

物語ではなく、そのコンセプトとして、
また、パニックに対するシミュレーションとして、
はたまた、CGシーンでも、
今回の岩手・宮城内陸地震の栗駒地区地滑り崩壊を
連想させるようなCGシーンもあって、
見るべきところは、多々ある作品だと思います。

特に、漏れが感じたのは、冒頭のこの台詞に集約されます。

「街や建物は崩れましたが
 お互いを敬う美しい心を
 決して失わず
 負けまいとする
 強い意志があれば--
 生き抜けるのです」

自然の力にたいして、人間はいかに無力かという事。
そして、「地球の健康を守ろう」なんて、
おためごかしなエコ活動ではなく、
有限性の認識をもって、
人を自然をリスペクトすること。
その上でのエコ活動。
それが、即ち、人の生きる道だと。

昨今の経済優先の社会は、

負けまいとする
 強い意志があれば
--
 生き抜けるのです]

ここだけが強調されてる社会の気がします。

本来あるべき経済社会は、前提として、
お互いを敬う美しい心を決して失わず
があるはずなんですが…

利益を得る為なら騙すことや搾取することも
正当化する世の中。
リスペクトするよりも自分という個が、
何よりも優先される世の中。

まったくもって愚かしい。

以前も書きましたが、
自分の理解できる範囲内でしか
物事を思考できない(しようとしない)輩は、
文明の利器、知恵でさえ否定します。

今回の現実の地震では、
「緊急地震速報」の有用性が認識されていますが、
車運転中に「緊急地震速報」を聞いたにも関わらず、
『そのまま車を飛ばし続けてハンドル取られちゃったよハハハ』
と笑い飛ばした香具師がいました。

ちゃんと止まって危険回避した人もいるというのに・・・
笑い事かよ。
ハンドル取られて、危険回避した車に突っ込んだりしたら
目も当てられませんね。

また、今回、高速走行中のとあるバス1台に
負傷者が、たくさん出ていましたが、
あれって、シートベルトしてたのでしょうか?
いくら橋の上だったからとは言え、
シートベルトしてたら重傷者なんて出なかったように思います。
飛行機がエアポケットに入ったからといって
シートベルトしてたら天井に頭なんかぶつけないゾ。
6/1から車は、後部座席もベルト着用義務化されたというに。
そもそも高速バスはベルト推奨でしょうが。

シートベルトしないで身体が宙に浮いて、
シートベルトしてた人に落下して怪我させてしまったとか
もしあったら、目も当てられませんね。


なぜ、自分以外のなにもかもを否定する人が多い世の中に
なってしまったのでしょうか?

自分の理解できる範囲内でしか
思考しようとしないのに、何故、付け焼刃な知識で、
全てを斜に見るのでしょうか?

自分は達観した人物だと思いたがって
自己満足の世界に浸りたいから?

そんなのは、電脳の中だけにしてくれよ
って感じです。


そんな輩が多くなった理由・・・それはやはり、

負けまいとする
 強い意志があれば
]

だけが強調される間違った経済認識の上に成り立つ社会が
元凶のように思えて仕方ありません。

負けなければ、何してもいい。勝ちさえすれば。

勝てなければ負け組。
逃げ込む電脳世界。精神世界。

自分の世界以外を否定することによる優位性。

そして、電脳世界、精神世界の現実が、
実体の現実世界と逆転する。

大なり小なり、そこに事件や事故の要因が潜む。

そんな気がする。

そして、それを戒める天災。

かな・・・


このドラマには他にも、
心に残る台詞がいくつかあります。
「自分を哀れむな」とか
「地球に心があるみたい」とか
この2つは、印象的だったなぁ。

特に、後の台詞は、t-nanaseさんが紹介してた
「この世界に起こる事は人間の心が投影されている」
に通じますね。


信じる人、信じない人。

天災とは、そも、それを振るいにかけるようなもので
あったような気もする。

目は粗いが・・・


信じることとは、妄信することではない。

リスペクトする。すなわち、敬うこと、尊重すること。

何を?・・・人を、自然を・・・有限である事を。

その上での経済の発展が、

信じるものは救われる世の中になるのではないか?

と・・・それが、本当のエコ活動の本質なのではないか?

それが実現すれば、エコなんて冠はいらなくなる。


と、言うわけで、
いつもの脳内暴走にお付き合い頂き、ありがとうございました。

さて、それでは、ドラマの感想。
( ̄∀ ̄;って、え?今まで、いったい何の話だったんだ・・・とか言わない^^;

で、もって、≪ちょいネタバレ≫なので伏字。オイ。

天災に対して、超秘密兵器や、ご都合主義な展開を持ってきて、
ありがちな大団円に終わらせていないところは、
非常に評価できる作品だと思います。


はい。おしまい。

ちなみに、この作品、「太陽の黙示録」思い出します。
コンセプトは全然違いますが…



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