漫◆最近一番のびつくり2
どもGOKです。
昨日の続き。
「ボクを包む月の光」ですが、
1巻読んで、「これは、前作知らなきゃ、ついていけません。」
などと言うことを書きましたが、2巻を読んでやられましたね。
主人公 レン君が、言う台詞
「うん ボク嘘ついてた……っ 信幸がそう言うなら嘘なんだよ ボクには本当でも みんなにはマジックで 信幸には嘘だった どれも どれもホントだ …ごめん… 信幸…」
ここだけ切り出してもなんなんですが・・・、
「漫画に卒業なんてないよ」
と、おっしゃっていた早紀さん!!
まさにそうですね。そうだよね。
この台詞で、完全にやられてしまいました(T^T)
10年前の作品でありながら、
ひとつの作品として、動き出しています。
前作に通じる普遍的なテーマを持たせて。。。
サスガだよ。日渡さん
やっぱり、あなたは、魂のエンターテイナーだ。
おいらは、新しい作品として、涙しちまいましただヨ
また、ハマってしまったではないか^^;
・・・というわけで、あとがき・・・(ってオイw)
もうひとつ、感動したこと。
「ボク月」を読んで、「1/4のたわごと」を継続してたこと。
これは、嬉しかったですね~
「1/4のたわごと」とは、雑誌掲載中に、
ページ内に広告スペースがある場合があって、
そのスペースがコミック版になると、
作者の自由空間になるんですが、
日渡さんの場合は、「1/4のたわごと」という形式で、
作品解説だったり、ファンへのメッセージだったり
とにかく、読者との距離を縮めるのに使用されてました。
作品の背景や思うこと。
あれは、ほんとにイイ空間ですよね。
作者の生の声が聞けるって感じで。
どんな風に書かれてるかというと、
こんな感じ。
「ぼく
『ぼくの地球を守って』というタイトルに惹かれて読み始めたという方々も多いようですが、大抵の方々がエコロジーか何かのまんがなのかとカン違いなさるようで、いざ読んでみて、全くの娯楽物とわかると そのギャップに驚かされるようです。 もちろん日渡自身もエコロジーをテーマにしたつもりもなく、かといってただ時代に乗って使ったかというとそういうわけでもありません。 人間はバカだから戦争するし、地球も汚す。 汚しておきながら未来を夢見るし長生きしたがる。記憶はどこへ行くんでしょう…。バカなんだから過去の過ちから学びとる事は多いのに 記憶ってやつは正体が知れないから どこかへ行ってしまいます。 そういうもろもろの日渡の中での人間に対する疑問符、否定と肯定両方から生まれた、実に懐疑的なタイトルなのかもしれません。
「ぼく地球」最終巻「わずか1/4のたわごと」より【No.7】
人間は本質そのものが利己的だから「皆の」と「地球」の前につけるより 「私の」や「ぼくの」の方が気持ちの面でもイメージが切実な感じになりませんか? 昨今エコロジーなどと叫ばれておりますけども、「皆が危ない」と言われるより「貴方が危ない」と言われた方が本気で生活改善しようかなんて思いますよね。暗くなる未来を想像しろと言われても これまた難しいし。時間の流れを逆行して訪れて来る暗い未来だなんて…。 それに人間は具体的に切迫しないと危機感を持たないように出来てる気もします。その一歩手前で悲観する人と楽観する人と分かれるだけで…。その一方で地球は一体何を想う惑星ぞ。 そんな人間を棲まわせながらただ黙々と我が道をゆく…そおいう地球という星が日渡は大っっ好きです。 ところで出来る事はした方がいいけど悲観も楽観も紙一重だから、どちらに溺れてもとても人間らしいと思います。 不安の影にはいつも必ず希望があるのと同じで。
「ぼく地球」最終巻には、1/4のたわごとが、
13本掲載されていますが、これは、そのほんの一部です。
この2本を紹介したのは、ここに、ワタシにとって
重要なそれこそ、このシリーズのテーマとも言える様な想いが
見え隠れするなぁと感じたからです。
ワタシにとってですが。。。^^;
実際には、同じ最終巻の【No.5】に書かれてる事が、
記憶鮮明シリーズの深いテーマになると確信してますが…
ちなみに、日渡さんが、
「漫画に卒業なんてない!」と叫んだのも
1/4のたわごとで、です ^^;
そういえば、コアな読者達が、オカルトチックな社会現象を
巻き起こした時に、作者からのメッセージとして、これは、
「フィクションなんですよぉ~」と呼びかけたのも
1/4のたわごとでしたネ。
気になる方は、コミック チェックですヨ~(^^)/
ともあれ、今読んでも、今を貫く普遍的なテーマで、
物語を紡いでいるのですよ。日渡さんは。。。
20年以上前からね。
というワケで、リスペクトの意味を込めて
しゅーくボックスの部屋: 他◆高畑ひさし
これ↑は、ワタシが、日渡さん作品はイイ
と、ゆるぎない気持ちにさせてくれた作品からの引用です
あとがきの方が長いんですけど・・・とか言わない。
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