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2008/09/25

漫◆最近一番のびつくり

どもGOKです。

最近、一番びっくりしたこと。

え~、ファンのみなさんには、
もう周知の事である話なんですが…

いまさらですが、
これ↓
ボクを包む月の光

日渡早紀 作「ボクを包む月の光」です。

これは、帯にもあるように、
同じ作者の「ぼくの地球を守って」という作品の
続編にあたる作品です。

元々は前作に区切りをつける為の番外編的な単発作品として執筆されたが、その反響の大きさを受けて編集部がさらに続編を依頼し、1話のみの読み切り→単行本1冊のみ→シリーズとして継続、という形で現在に至る。ボクを包む月の光 - Wikipediaより


とまぁ、よくある話ではあるんですが、
「ぼくの地球を守って」=通称「ぼく地球[たま]
という作品が連載されたのは、1987年~1994年のことです。
そして、この続編の「ボクを包む月の光」=通称「ボク月」
発表されたのが、2003年。
なんと、10年のインターバルを得て、再開された続編
ということになります。それが今も連載中とのこと。

まったく知りませんでしたhappy01sweat01
続編あったつうーのを、ホントに、ごく最近知ったcoldsweats01
今年の8月に最新6巻が発売されてます。


この「ぼく地球」という作品、日渡早紀さんという漫画家は、
ワタシにとって、色々な意味で、
思い入れの深い漫画であり漫画家です。

ワタシにとって、一番好きな漫画家は、柴田昌弘であることに変わりは無く、カテゴリ立てしてる、浦沢直樹 や 川原泉 は天才だと思ってることには変わりはないんですが、この日渡早紀さんは、また別格なんだよな。生まれて初めてファンレターなるものを書いたのもこの日渡早紀さんの作品に対してだったなぁ・・・。
「ぼく地球」が連載された当時、ワタシはまだ学生でした。そして、社会人となり、ちょっと漫画離れした時期があったんですが、この「ぼく地球」だけは、コミックス買ってましたね。そんな作品であり、漫画家でした。

とまぁ、漏れのことはさておき、



日渡早紀さんの作品は、エンターテイメントである事に間違いないんだけど、なんていうか、心の深いところ…心の奥の深いふか~いところに響いてくるんですよね。

考えてもみてください。
連載終了後、ほぼ10年を経て、続編が発表される。
それが反響を呼んで、連載に・・・。
10年のギャップを埋めてしまう作品なんです。

確かに、「ぼく地球」は、人気がありました。コアなファンもたくさんいたと思います。でも一漫画作品です。TVアニメ化されたとか(OVA化はされました)、映画化されたとか、キャラグッズ売れまくったとか、そういうメディアミックス的なものなんて一切ありませんでした。当時の環境を考えてもネット全盛の時代じゃありませんし、つまり、クチコミ的なヒットで、メジャー化はしていない作品なんです。でも、知ってる人は知ってる。そんな一作品なのです。当時、一部でちょっとオカルトチックな社会現象も起こしてはいます。でも、それすらも知ってる人は知ってる程度でしょう。

そんな作品を連載終了の10年後に続編を作る。
日渡さんも凄いが、やっぱ白泉社だよね。さすが「花とゆめ」だ。
「ボク月」1巻を読んで、そこかしこに登場する
「ぼく地球」のキャラクター達。
10年以上前、7年半にもおよぶあの作品の中に息づいてた
キャラクター達が再び登場するワケです。
正直言って、前作知らなきゃ、ついていけません。

そんな作品を発表するなんて、
この時代において冒険も甚だしいw。
コアなファンがいてもそれまでですよね。
1回こっきりのファンサービス。
それであれば、まぁ、納得します。
確かに、当初の思惑は、そうだったのでしょう。

ところが、反響があるんですね。連載になるほどの反響が。

凄いことです。

当時「ぼく地球」ファンだった読者同士には、
ある種の共通認識があると思います。
なんというか、たぶん、、、まぁ独自の考えではありますが、、、
なんというか空間を越えたつながりを信じているところが
多かれ少なかれあるような気がします。

『おれ(わたし)も「ぼく地球」読んでたよ。ファンだったよ。』

と、それだけで、通じ合うとこがあるんですよね。
同じ作品のファンであれば、そういうことはあるとは思うのですが、
「ぼく地球」のは、なんなんでしょうね・・・
なんか、他と違って如実に強いんですよ。
当時、遠く離れた場所にいたはずの2人なのに、
あるところで、出会って、ふとしたことで、そんな会話になって、
その瞬間。。。心まで安らぐというか。

最近読んだ人との間ではどうなのかは、経験ありませんが、
当時同時期に読んでた人達とは、
なんか一瞬にして投合する感覚があるんですよね。
今までに数回そういう経験をしました。
作品ついて語り合うとか、知識を披露するとか、
そういう事一切無しに、(あぁ、この人信じられるな)的感覚…
まぁ、「ボク月」風に言えば、
それこそ不思議体験ってところでしょうか。
ガノタ間では、経験できない感覚ですw。

あ、また自分の話してる・・・

えと、戻して、この「ボク月」という作品ですが、
「ぼく地球」の続編ということだけではありません。
第2話にヴィジョン博士という人物が出てきます。

ヴィジョン博士が出てくる最初の作品は、
1984年の「記憶鮮明」という作品です。
もう24年も前の作品です(^^;
つまり、ガノタ風に知識を披露するとすれば、
「ぼく地球」がそうであったように、この「ボク月」は、
間違いなく「記憶鮮明」シリーズなのだ。

「記憶鮮明」シリーズで扱われる記憶というテーマは、
もはや、日渡さんのライフワークなんだろな。
そんな隠しキーワードにも、惹かれますねぇ。

設定の緻密さという事で捉えれば、一昨日の記事の
谷口悟朗監督が言っていた時代の流れ、
売れる作品の流れからは、ちと外れるのかもしれない。

しかし、その設定に拘ることなく、時代を世代を超え、
自由に作品を発表させる環境があることが、
また、読者の思考を楽しませてくれるのだと思う。
これは、本当に「花とゆめ」という雑誌の作品に対するスタンスが
生み出した文化ではなかろうか。

「花ゆめ」は、当時から一目も二目も置いていたが、
やっぱりすごい漫画雑誌だと思う。

記憶鮮明シリーズもSFであるが、
少女漫画で、初めにSFを書いたのは、柴田昌弘である。
その「紅い牙シリーズ」が最初に掲載されたのは、
集英社の別冊マーガレットだったと思うが、
実際に、花開かせ、少女誌でSFもありと認識させたのは、
白泉社「花とゆめ」なのである。

ちなみに、少女漫画の中でのバイオレンスもの最初のヒット作
「スケバン刑事」も 少女漫画の中でのスポ根的作品の金字塔
「ガラスの仮面」も あのナンセンスギャグ漫画の「パタリロ」も
「花とゆめ」なのである。

当時のワタシにとって、どんな少年誌青年誌よりも
「花とゆめ」は、無限の可能性を秘めた
硬派な漫画誌であったのだ。

とまた、自分の話になってるな^^;

ちと長くなったので、つづく・・・


ワタシにしてみれば、10年のギャップを埋めてしまえる作品に当時出会っていたことに感激すると同時に、日渡さんと白泉社さんに対して、感謝の念が絶えませんですね。


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