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2010/08/17

ア◆999感想

どもGOKです。

NHKでやってた
銀河鉄道999特集

公式サイトはこちら↓
『全駅停車!「銀河鉄道999」ぜんぶみせます』

ざっくりみましたが、やぱ時代を感じますね。
当時の子供向けファンタジー作品だなぁ~てのが
今見ての正直な感想。

あえて、「当時の」と付けてるのは、
今見ると、設定や展開に無理があたったり、
動画としてのつながりに違和感を覚えるものがあったり、
声優さんの演技、動画としての演技が、ちょっと拙いかなと。

今時の洗練されたアニメで育った世代からしたら、
たぶん突っ込みどこ満載じゃないかと・・・。

たとえば、
「第19話 ざんげの国」で、
敵の罠にかかって、床(実際は階段)が開いて穴におちるシーンが、
あるのですが、

床が開いて、
鉄郎とメーテルが落ちていく場面を俯瞰で見るシーンから、
落ちてくる2人を下から見上げるシ-ンに切り替わった時、
俯瞰シーンと見上げたシーンで、
開いた穴の大きさが明らかに違うんですよね。

瑣末な事と言えば瑣末な事で、当時は、気にも留めませんでしたが、
いま見ると、そういうところに違和感を覚えてしまいます。
言うなれば、フィクションの中のリアリティですかね。

映画版「銀河鉄道999」では、鉄郎が窓ガラスに触って
都市の景観を眺めてるシーンなんてのがあるんですが、
窓越しの景色に奥行き感が全然ない。
どうみても壁の絵をさわってるようにしか見えない。とかね。


あと、映画版「銀河鉄道999」の感動のラストシーンもですね。。。

メーテルが乗った999を鉄郎が追うシーン。
明らかに、999は、圧倒的なまでに、鉄郎より早く、
速度的にぶっちってるはずなんですが、
次の瞬間、鉄郎は、
メーテルが乗った車両に追いついちゃってるんですよ。

「どんだけ足速ぇんだよ。鉄郎。( ̄□ ̄;」

感動しながら爆笑しちゃった。(上川さんすみません^^;)

ま、とにもかくにも
パースが変だったり、動画のつながりに連続性がなかったり、
芝居自体が、大仰だったり、はしょりすぎたりと、
一言で言えば、稚拙な演出満載なんですが、

そういう過渡期を経て、
今のアニメーション技術があるんだってのが、
実感できる作品だと思います。

と、
凄く999をこき下ろしてるように思われちゃいそうですが、
そうじゃなくてですね。


そういう演出的、技術的なものを差し置いても
語るべきものを この作品は、持っているから名作足りえるのだと、
今回改めて見て感じたという事を言いたいです。

それは、何かと言えば、
「とてもピュアに、せつなさを追ってる作品」
であるという事です。

ささきいさおが歌う
オープニング、エンディング曲。
次回予告の時に流れるBGMと車掌さんの語り。
サウンド的にも せつなさ前面に出しまくってる作品ですよね。

それに、映画版での あのエンディング!!
(鉄郎の脚力は置いといて^^;)
鉄郎とメーテルの別れ、そして城達也のナレーション
悲しみ沈むあのシーン、あの場面、あそこに、
ゴダイゴが歌う あのキャッチーな主題歌
「銀河鉄道999」が流れ出すんです。

あのシーンは、当時として、非常に稀な演出であり、
せつなさ演出の王道になったシーンだと思います。

俳優の上川隆也が、大絶賛してるシーンですが、
確かに、大絶賛に値する、アニメ史に残る
名シーン名エンディングだったと思います。

まぁ、今見れば非常にベタだと言う意見が多そうですが、
あれを洗練させていくと、

「秒速5センチメートル」のラストシーンでの
主人公 貴樹の最後に微笑みの演出に
つながっていると思いますし、

逆に、秒速の貴樹の最後に微笑みを紐解けば、
映画版999のゴダイゴの楽曲になるんですよ。

新海さんが999意識したとかそういう話ぢゃないよ。

言うなれば、「銀河鉄道999」は、
せつない系アニメーションの元祖といえる作品だと言うことです。

つまり日本文化の正当な流れを汲む作品という事です。


「せつなさ」というのは、日本の文化を表す言葉として
「わび、さび」に次ぐ第三のキーワードです。

海外には、「せつなさ」に相当する言葉はないそうです。
今、海外では、漫画やアニメを通して、
「せつなさ」を理解する人が増えているという話があります。

ところが、当の日本は、「せつなさ」を正しく理解してる人は、
あまり多くありません。
多くは、悲しい、暗い、やるせないと言った使い方しか
できていない人が多いように感じます。

むろんこれは、自分の周りだけで感じる私的な感覚ですが、
まぁ、本当の意味を知ってる人も知らない人も
今一度「せつなさ」って言葉を考えてみませんか?


と、話逸れた感じがありますが、
「せつなさ」の再認識。
これが、今回の「銀河鉄道999」特集を見て感じたってのが、
私の最終的な感想って事です。

というワケで、「せつなさ」とは?
ちょっと考えてみたい方は、是非、こちら↓の記事ごらん下さい

「眞◆わびさび」:カゴの中の鳥


「せつない」って感情は、とても大切な感情なんだよ。


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