漫◆この世界の片隅に
どもGOKです。
民主党の代表戦が決着したって事で、
なんとなく、こんな記事を緊急うP。
「THE BEST MANGA 2010 このマンガを読め!」第1位。
第13回(2009年)文化庁メディア芸術祭マンガ部門
優秀賞受賞。
「ダカーポ特別編集 最高の本! 2010」グランプリ。
数々の賞を受賞した漫画
『この世界の片隅に』/こうの史代(双葉社)
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の感想です。
上巻の最初で、この世ならざるものが出てきて、
ありゃ?ファンアタジーかや?
と、思いきや、
戦前~戦中~終戦の時代を生きた
名もなき人々の暮らし、その中の悲しみや喜びを
たんたんと綴る名作でした。
上中下の3巻で完結ですが、毎話毎話短いながらも
主人公すずを中心とした ほのぼのとした展開で、
当時の生活を生き生きと描いてくれてます。
そして最後のコマで、これまたほのぼのするような
オチがあるのもイイ。
そんな展開ながら、下巻で思わず、泣かされます。
そこに現実があるんですよ。 この作品。
あ~時代を確実に切り取ってるなぁと思いました。
ちょっと、私的に心に響いた名言を
いくつか切り取ってみます。
中巻で、色街の女性リンが、すずに言った台詞。
「誰でも何かが足らんぐらいで
この世界に居場所はそうそう
無うなりゃせんよ」
下巻で、終戦を迎えた時に、すずが、言う台詞。
「うちも 知らんまに 死にたかったなぁ……」
終戦を迎え、それでも生きていく日々を過ごす中、
主人公 すず が、今を見つめなおした名台詞。
「生きとろうが 死んどろうが
もう会えん人が居って ものがあって
うちしか持っとらん それの記憶がある
うちはその記憶の器として
この世界に在り続ける
しかないんですよね」
そして、最終回の前、すずが、夫 周作に言う台詞。
「周作さん ありがとう
この世界の片隅に
うちを見つけてくれて
ありがとう 周作さん」
なんか、ほんとにグッと心に染みる作品でした。
すずが、せつなくて、愛しくて・・・。
読み終えて、
最初から、凄くきちんと練られているお話だったんだな
って事が、分かりました。
数々の賞を受賞したのも納得の作品です。
でね、漏れ的に、思うんだが、
あらゆる政治家 必読にして欲しい作品なんです。
特に、
日本の首相になる人には、
必ず、読んでおいてもらいたい作品だ。
と、そう思うのだ。
一点だけ難点あげるとすると、広島 呉が舞台となってるので、
よく判らない方言があったりする事ぐらいか。。。な
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