ア◆ガールズ&パンツァー
そのスポーツとは、「戦車道」という武道。
華道や茶道と並んで女性のたしなみ
とされる伝統的武道、それが「戦車道」
・・・という世界のお話し^^;
例えるなら なぎなた・・・
いやいや、そういうレベルじゃない。
チーム戦で競われる戦車同志が砲弾をぶっぱなし
相手を動けなくするのが目的の競技なのである。
フラッグ車を動けなくすれば勝ちのフラッグ戦と
相手の全車両を動けなくする殲滅戦という
2種類の競技があり、今回の劇場版では、
殲滅戦で勝利することが、廃校阻止の条件となっている。
廃校阻止?
なんか今年の紅白出場が決定したアニメから飛び出した
アイドルグループの目的も廃校阻止だったような。。。
しかし、今年の紅白、なぜ水樹奈々とももクロ落ちたんだ?
別にどちらもファンというワけではないが、知名度、人気、
社会的貢献度。。。落ちる理由が見当たらないのだが。。。
あ、脱線した。
さて、、、^^;
にしても本作、戦車道で廃校阻止を目指すという、
あまりにもファンタジーな設定なのですが、
舞台設定を現実の街にしたことによって、
現実との地続き感がハンパないです。
その街は、茨城県大洗町
街全体が、戦車道の競技の舞台となっており、
街をめちゃくちゃにされるのですが、
登場する住人に悲壮感はまったくありません。
そのカラクリは、壊されたら協会が全額負担で
新しくしてくれるから・。・
そして、人死には絶対出ない設定になってます。
実弾使ってるんですがね・・・
こういうファンタジーにリアリティ持たせる
ことができるのが、アニメの凄さかな?^^;
こんなムチャクチャな世界の舞台にされて
しまった大洗町ですが、
本作テレビシリーズ公開後の、
街への聖地巡礼による活性化および経済効果は、
膨大なものになっているようで、
アニメにも出てくる
大洗町の「あんこう祭り」は、例年3万人ほどだったものが、
テレビシリーズ終了後には10万人に達したとの事ですし、
今年は11万人の人出があったようです。
お祭りだけでなく、常に人が来るようになり、
東日本大震災後の風評被害に直面してた町の
復興プロジェクトとしても脚光を浴び、
「いばらきイメージアップ大賞」を受賞したそうです。
本劇場版のプログラムに、
大洗町長が、お礼の言葉を掲載しておりました。
スゲーな。
そして、現実との地続き感として、
大洗町を舞台にしたという事のほかにもう一つ、
「戦車」そのものがあります。
それは、本作のゆるぎない魅力の一つにもなっています。
実在した戦車が、ところせましと大暴れ、
時には猪突猛進に、時には戦略的に。
迫力とその戦略戦に、カッコよさと美しさを
見い出してしまいます。
とはいうものの、
これは戦いを美化したもではありません。
また、スカイ・クロラのように、
ショーとしての戦争を見せ物とし、
軍需産業を維持する世界を描いた
思考実験的な深い作品もの
でもありません。
あくまで、武道として、
純粋な競技としての戦車道なのです。
で、まぁ、ぶっちゃけ、その活躍する戦車たちに
純粋に、こころ惹かれるんですね。
なぜかと言えば、少年期にプラモデルで戦車
やたら作ってましたから^^;
一時期凄く流行ったんですよね。
戦車とか、戦艦とか、戦闘機とか
私は、戦車メインでジオラマ作ったりして
コンテスト応募したりもしてました。
なので、あぁ、あの戦車作ったな~
とか、
作ったから細部もなんとなく覚えてたりして、
あの主砲は、ここまでしか動かないよな
とか、
実際存在した戦車だからというより、
実際作った(プラモでね^^;)戦車が、カッコよく
動き回る姿がたまらんかったです。
実写版の戦争映画に出てくる戦車よりも
各段カッコよく見えました。
(悲壮感一切ないしね)
鑑賞後、気持ち良さすらあり、
もう一度、劇場で見ようかなぁと思ってます。
| 固定リンク
「20 アニメ・コミック」カテゴリの記事
- ア◆Fate stay night[HF]Ⅲ(2020.08.28)
- ア◆劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020.09.19)
- ア◆3本連続続け見♪(2020.05.15)
- ア◆LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘(2019.06.20)
- ア◆ガールズ&パンツァー最終章 第2話(2019.06.16)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント