ア◆planetarian-星の人-
やられた。
何度か涙腺緩んでしまった。
せつないです。
予想以上に素晴らしい作品でした。
初めて、新海誠監督作品の
『雲のむこう、約束の場所』に触れた時に
感じた、せつなさの本質に、
ものすごく迫る/通じる作品でした。
本作はSFでありファンタジーです。
原作は12年前だそうです。
プラネタリアンとは、プラネタリウムで星空解説をする人のことを言います。
そのプラネタリアンとして人工知能を搭載した人型ロボットが配備された世界。
そして、その後の世界情勢により、無人化した都市のプラネタリウムで、プラネタリアンとしての業務をまっとうしようとするロボットとそのプラネタリウムに迷い込んだ男の交流、そして、その世界に生きる人々の人生観を描いた作品。
ロボットがいわゆるアニメ顔の少女である事。
ロボットと人との交流から始まる物語。
星空とかプラネタリウム投影機とか天文知識。
いわゆるヲタ要素満載で、正直見る人選ぶ作品であると思いました。観る前も 観た後もその見解は変わってません。
ですが、星空をキレイだと感じる心を持つ人なら、
本作を見た後、持って帰れるものがいくつかある
心に残る作品になっていると思います。
主人公の少女ロボットの造形には好き嫌いがあるかもしれませんが、背景美術とかはものすごく綺麗です。
いや、綺麗というか、臨場感あると言った方がいいかな。
とにもかくにも、言えるのは、隅々まで丁寧な作品だと思います。
戦闘シーン、回想シーン、星空のシーン、人の心の葛藤のシーン
すべてが丁寧。
そして物語も。。。
最後に主人公の印象的な台詞があるんですが、、、
あらゆる人生において、最後にやっぱ、そう言いたいよな。。。
そういう人生でありたいと思うよな。。。
と、、、あ、書いてて、また、涙腺緩んでしまった。。。
その台詞が何かは、伏せます。
そしてそして、星空が印象的なこの作品なんですが、実は。。。
観終わった後に、冷静に考えると、、、あれ?ってなるんですよ。
ちょっと驚愕。
で、また涙腺緩むと、、、^^;
言いたいけど言えない。
ともあれ、
今年、劇場アニメの秀作多い中、
毎日映画コンクールのアニメーション映画賞とるのは、
本作ではないか?
と思えるほどの作品でしたよ。
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