映◆散歩する侵略者
========================================
散歩する侵略者(2017年)
マイ評価:★★☆☆☆
---------------------------------------------
監督:黒沢清
出演:長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己
---------------------------------------------
鑑賞:MOVIX利府 170911
---------------------------------------------
観ました。
黒沢清監督のイメージは、「CUREキュア」ですねぇ。
役所広司、萩原聖人主演のサイコ・サスペンス
猟奇殺人が起こる中、
たんたんと紡がれるストーリーが、ほんっと怖かった。
というわけで、期待した「散歩する侵略者」ですが、
なんか色々とあれ?って感じでした。
--------------------------------
![]()
--------------------------------
松田龍平のたんたんとした演技や
長澤まさみの情感むき出しの演技は、
期待した通り良かったですし、
松田と同じく侵略者役の
高杉真宙のあくまで冷静な演技や
恒松祐里のアクションが、ほんと見事で飽きなかったです。
長谷川博己も高杉、恒松2人の侵略者に絡む役として、
ジャーナリストとして、一個人人としての両面を
演じ切ってて凄く良かったんですが、
なんというか、
あの戦闘シーンで台無しになった感があります。
爆撃機から攻撃を
高杉から長谷川に乗り移った侵略者が、
たった一人で受けるんですが、
ミサイルの凄い攻撃なのに、
建築物や地面の被害が、ほとんどないという。。。
それに、
ずっとチェックしてた対象にも関わらず、
なぜ、パラボラ付のワンボックスカー狙わないのか?
分からん・・・
侵略者一人は倒したようだが、
通信許しちゃってるおかげで、
あっさり仲間呼ばれて侵略許しちゃってるし。。。
人対人(宇宙人:侵略者)の関係を描いた作品として、
侵略者が人の概念を奪うという関係性から、
人が持つ意識への問題提起的
アプローチはとても面白く、
前田敦子も満島真之介も児嶋一哉も光石研も良かった。
特に、東出昌大の「愛」について語る牧師役は
メチャ良かったです。
人対人(宇宙人:侵略者)のアクションシーンも
(ほとんど恒松祐里ですが、)非常にカッコよく
キレよく良かった。。。
なのに、あの爆撃機のシーンで、
茶番になってしまってる感が大きく、
それを引きずって、
そこからラストまでは、ご都合主義っぽく見えてしまう。
肝は「愛」ってとこで、松田龍平はすごくいい演技
してるんですが、
メカもの的爆撃とかの戦闘シーンは
あえてやめるという選択肢なかったんですかねぇ。
宇宙人との対話劇がメインで、戦闘シーンもちょこっと出てくる
イタリア映画の「宇宙人王(ワン)さんとの遭遇」(2012年公開)
の方が、素晴らしく出来が良い。
たぶん本作より、低予算だと思うが、
テーマ性とか考えても王さんの方が作品として上だなぁ。
やっぱ黒沢清監督は、人対人の関係の作品がいいと
感じる次第。
| 固定リンク
「52 映画・テレビ・動画」カテゴリの記事
- 映◆仙台短編映画祭2019(2019.09.14)
- 音◆大いなる鉄路16,000km走破(2019.01.12)
- 映◆グレイテスト・ショーマン(2018.05.19)
- 映◆海賊と呼ばれた男(2017.11.18)
この記事へのコメントは終了しました。






コメント