本◆海賊と呼ばれた男
一滴も泣けませんでした。
なんでしょう。
読んだ感想ですが、
ノンフィクションに
フィクションのヴェールを
ひたすら被せて行く作業を
見せられた感じです。
ただ、モデルとなった人物が、
激動の昭和史において
日本一の(すなわち世界一の)真の日本人だった
という事は痛いほど伝わってきました。
激動の時代、多くの人が楽と金の愚に流れる中、
信念を貫き通して人を信じ人を育てた姿勢は、
これからの世にとって必要不可欠な指導者の
素養であると言えるでしょう。
ただ、あのようなやり方が、これからの世に必要か?
と言うと、それはない。
今、社会をなす一構成単位毎に取り組むべき事ではなく、
必要となるのは、構成単位を究極に拡大した視点での
話になると信じるからだ。
つまり、
私企業ひとつを発展させるためではなく、
人工知能による管理社会になどならぬための
必要不可欠な思想がここにはあるという事。
<金儲け、金儲けの効率性、責任回避のリスクヘッジに
終止すると、一部の人間が大多数の人間を管理する
ために人工物は使われてしまう…それを払拭するためには、
リーダーとして確固たる信念が、、、本作で描かれるような
信念が、、、必要という事です。>
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